咳は身体の注意警報 咳の症状と身体の健康

長引く咳を伴う主な病気

百日咳

百日咳という病気の名前を聞いたことがある人は多いでしょう。なんとなく、もう過去の病気で子供がかかる病気かなと思ってはいませんか?百日咳は最近でも、そして成人にも発症が見られる病気です。咳が激しく続いておかしいと思う人は、百日咳を疑うことも必要かもしれません。


百日咳は百日咳菌という菌に感染すると起こります。非常に激しい咳を引き起こします。吐き気を伴う咳で風邪のような症状から始まります。初期に軽度の発熱があることもありますが多くの場合熱が出ないことが特徴です。


百日咳菌は感染者の咳などによって拡散される飛沫感染や感染者とのかかわりによって起こる接触感染があります。感染した場合には、菌を広めない様にマスクなどを着用する必要があります。


百日咳に感染すると最近は最長でも21日程度潜伏します。その後、風邪症状がある約2週間のカタル期の後に、2~3週間続く痙咳期に入ります。その後の回復期は2~3週間程度かかり、次第に咳も収まります。痙咳期の咳は、激しく咳がコンコンと連続して起こり顔が赤くなる、チアノーゼが起こることがあります。激しい咳の後には、ヒューというような笛の音の伴う深い吸気になります。


百日咳という名前の通り、感染から回復まで2~3カ月と長い期間に渡る病気です。小児が感染すると、重症の場合には入院も必要になることもあります。また、乳児の場合は呼吸困難になることで肺炎や脳症になる場合もある深刻な病気です。 多くの人は子供の頃に百日咳の予防接種を受けていますが、もう一度確認し、疑いのある場合には早めに医療機関を訪れましょう。