咳は身体の注意警報 咳の症状と身体の健康

子供の咳

観察ポイント

子供は症状を言葉で大人に伝えることができません。周囲の大人は子供の様子をよく観察し、必要であれば医療機関にすぐにつれていきましょう。ここでは子供が咳をする場合にどの様な咳や症状が、どの様な病気の可能性を秘めているのかを説明します。


微熱があって咳が出ている時には、ほとんどの場合は風邪であると考えられます。しかし、2歳以下で激しい咳をする、呼吸困難、チアノーゼなどの症状がみられる場合には細気管支炎の疑いがあります。


夜中に咳が止まらなくなり、咳こみと大きなヒューというような息継ぎを定期的にする場合には百日咳かもしれません。呼吸の音がゼーゼーしている喘鳴がある場合には気管支喘息を疑いましょう。また、マイコプラズマ肺炎は夜中だけ咳をし、熱が上がり、呼吸の音に変化がないという特徴があります。 咳とともに高熱が伴う場合には、マイコプラズマ肺炎やインフルエンザ、麻疹などを疑いすぐに医療機関につれていきましょう。


咳以外に特に症状がない場合には気管に何かが詰まってしまった状態、気管異物かもしれません。ピーナッツや枝豆など小さなものを間違って飲みこんでしまった可能性があります。鼻詰まりや鼻声の場合には、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎の場合もあり、その際にはアレルギーを抑える薬が効果的です。また乳児がミルクを飲んだ後に咳をする場合には、胃食道逆流炎などの場合も考えられます。


子供が具合悪いのを見るのは辛いものです。大人は、熱の有無や呼吸の音などに注意して観察しましょう。またこれらの状態を把握することで医療機関での診断もスムースになるでしょう。